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【ホームページ作りたい個人事業主向け】STUDIOの料金プランはどれがいい?目的別にやさしく解説

「STUDIOってプランがいくつかあるけど、結局どれにすればいいの?」
「Freeでも十分?MiniとPersonalの違いは?」
「個人事業主ならどのプランが“ちょうどいい”の?」

料金表を見ても、正直ぱっと分かりにくいですよね。

結論から言うと、

プラン選びで迷うのは「自分が何に使うのか」がぼんやりしているからです。

逆に言えば、

– 何ページくらいのサイトなのか
– どのくらい本気でビジネスに使うのか
– 独自ドメインは必要か
– アクセス解析や信用度をどこまで気にするか

ここさえ決まれば、プランはほぼ自動的に決まります。

この記事では、最新の料金表(Free / Mini / Personal / Business / Business Plus)をもとに、

✅️ 各プランで「何ができて」「何ができないのか」
✅️ どんな人に向いているのか
✅️ FreeでもOKなケースと、絶対に有料にしたほうがいいケース
✅️ 独自ドメインが“信用”にどう効いてくるのか

を、STUDIOを使ってサイト制作をしている立場から、できるだけかみ砕いて解説していきます。

STUDIOの料金プランをざっくり整理するとこうなる

まずは全体像だけザッと把握しておきましょう。

FireShot Capture 531 - 料金プラン - Studio - [studio.design].png

✅️ Freeプラン 0円 → 練習・テスト・仮サイト
✅️ Miniプラン 590円 → 2ページ以内のポートフォリオ・告知ページ・LP
✅️ Personalプラン 1,190円 → 個人事業主のホームページ・LP(〜150ページ)
✅️ Businessプラン 3,980円 → 法人サイト・高トラフィック・複数人運用
✅️ Business Plusプラン 9,980円 → 大規模・高セキュリティが必要な企業

この表を見てなんとなく分かる通り、

個人事業主・フリーランスは、ほぼ Free / Mini / Personal のどれかで決まります。

Business系は完全に“法人用の領域”です。

Freeプラン:条件がハマれば「0円でホームページ」も全然アリ

まずは一番気になるFreeプランから。

Freeプランのイメージ

– 0円で使える
– STUDIOの機能をひと通り試せる
– 左下に「Powered by STUDIO」のバナーが表示される
– 独自ドメインは使えない
– GA/GTMなどの外部計測ができない

「ビジネス利用ならFreeは論外」と言い切る人もいますが、
個人的には 条件さえ合えば“全然アリ”だと思っています。

Freeで十分なケース

次の3つが「気にならない」なら、Freeはむしろコスパ最強です。

1. 独自ドメインじゃなくてもいい

→ `xxxx.studio.site` のURLでOKな人。

FireShot Capture 536 - シーズーと過ごす静かなふれあいカフェ|Shih Tzu Cafe(駅徒歩5分) - Studio - [app.studio.design].png

こんな感じに後ろに必ずstudio.siteというURLがつきます。

2. アクセス解析をしなくてもいい

簡単な訪問数だけ見たいという方はこんな感じに「いつ、何名がサイトに訪問したか」を見ることができます。

FireShot Capture 534 - シーズーと過ごす静かなふれあいカフェ|Shih Tzu Cafe(駅徒歩5分) - Studio - [app.studio.design].pngそれ以上の分析、例えば、【どのサイトを経由してこのサイトに訪問したか】や【どんなデバイスを使ってこのサイトを見ているか】などより詳しく分析をしたい方でなければ十分です。

3. 左下のSTUDIOバナーがあっても気にならない

FireShot Capture 535 - 鍵開けレスキューLP - [key-rescue24.studio.site].png

このような感じに左下にSTUDIOのロゴが入ります。
分かる人には、【このサイト、無料なのね】と一目でわかります。


たとえば…

– SNSから流した人だけが見る“かんたんな案内ページ”
– 友だちに渡すプロフィールページ
– デザイン練習用のサイト
– イベントの一時的な告知ページ

こういう用途なら、Freeのままで十分です。

Freeだと厳しいケース(ここは注意)

逆に、次のどれかに当てはまる場合は

Freeのままだと確実に損をします。

AdobeStock_154999372.jpeg

– お店やサロン、治療院など「実店舗のHP」として使いたい
– コーチ・講師・士業など、信頼が重要なビジネス
– Google検索から集客したい
– LPとして広告を回す予定がある
– 制作費をいただいてクライアントのサイトを作る

ここに関わってくるのが 「独自ドメイン」と「信用度」の話です。

先にMini/Personalの話をしたあとで、まとめて解説します。

Miniプラン:2ページ以内の小さなサイトならこれで十分

次はMini。

意外と知られてないですが、2ページ以内のサイトならかなりコスパが良いです。

Miniプランが向いているケース

AdobeStock_480966775.jpeg

– 1〜2ページだけのシンプルなサイトを作りたい

– ポートフォリオ(作品+プロフィール)のみ

– 営業用の紹介ページ1ページ+お問い合わせ1ページ

– とりあえず“ちゃんとしたURLの名刺サイト”を作りたい

– LPをつくって、計測しつつ改善してみたい

Miniのポイントは、

✅️ 月額 590円
✅️ ページ数 2まで
✅️ 独自ドメイン接続可能
✅️ Google アナリティクス/Google タグマネージャーの解析ツールと連携可能
✅️ 有料プラン専用サポートあり

「ページ数2まで」の制限は強めですが、

その分 “独自ドメイン&解析付きで最安”という立ち位置です。

たとえば、

– `your-name.jp` でポートフォリオ

– 1ページ完結のLP+サンクスページ

など、ライトな用途ならかなり優秀。

Personalプラン:個人事業主の9割はこれでOK

そして、メインとなるのがPersonalです。

Personalプランでできること(ざっくり)

– 月2万訪問者数まで
– ページ数 150まで
– バージョン管理 30日
– 独自ドメイン接続可能
– Google アナリティクス/Google タグマネージャーの計測ツールと連携可能
– パスワード保護
– 有料プラン専用サポート
– ブログ・お知らせ的な運用も可能

月額1,190円で、

「個人事業主のホームページに必要なことはほぼ全部できる」

と思ってもらって大丈夫です。

Personalが向いている人

– サロン、整体、治療院
– コーチ・コンサル・講師
– カウンセラー・士業
– 小規模店舗・飲食
– Web制作者(自分のポートフォリオ・制作実績サイト)
– ブログやお知らせも少しずつ更新したい人

ページ数150というのは、

小規模ビジネスなら“使い切れないレベル”の余裕があります。

ビジネスとしてHPを使うなら、MiniかPersonal。

そして多くの場合はPersonalのほうが安心。

Business / Business Plus:ここは法人の世界

個人事業主視点だと、Business系は基本スルーでOKです。

一応ざっくりだけ。

Businessが向いているケース

– 企業サイトとして使いたい
– ページ数 300まで
– 月40万Visitorクラスのアクセスを想定
– 役割別の編集権限が必要
– Webhook連携や高度な権限設定をしたい

Business Plusが向いているケース

– さらに大規模なトラフィック
– セキュリティ要件が厳しい
– 複数サイト・複数拠点での運用
– カスタムプロキシなど、独自のインフラ要件がある

個人事業・フリーランスでここを選ぶケースはまずありません。

「そういうのが必要になったら、そのときに考えよう」で大丈夫です。

独自ドメインがあると何が変わるのか?“信用”の話

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ここからが、Freeか有料かを分ける一番大きなポイントです。

独自ドメイン=ネット上の「看板」

ここで簡単に独自ドメインの解説をしていきます。

ざっくり言うと、

> 「世界中でそのURLはあなただけが使える、ネット上の“住所”」

です。

– STUDIOのFreeプランのURLの例:

`https://your-name.studio.site/`

後ろのstudio.siteが必ずついて、your-name.の部分を自分で決めることができます。


↓↓こんな感じに点線部分を自分で決めることができます。

FireShot Capture 536 - シーズーと過ごす静かなふれあいカフェ|Shih Tzu Cafe(駅徒歩5分) - Studio - [app.studio.design].png

`◯◯.studio.site` のように、サービス名が入っているものは

「借り物の住所」。

`◯◯.jp` や `◯◯.com` のように、自分の屋号や名前が前についているものが

「自分だけの住所=独自ドメイン」です。

ユーザーはURLを見た瞬間に、

「どのくらい本気でやっているか」を無意識に判断します。

ざっくりいうと…

● 無料サブドメイン → 個人ブログ / テストサイトっぽい
● 独自ドメイン → ちゃんとした事業サイト / お店の公式ページ

特に、

– お金をいただくサービス
– 予約や問い合わせをしてもらうサイト
– 初めての人に信頼してもらいたい業種

では、URLの印象だけで“最初の信用のハードル”が変わります。

「名刺はちゃんと作るのに、ドメインは無料でいいの?」問題

リアルで考えると分かりやすくて、

– 手書きの紙切れの名刺
– ちゃんと印刷した名刺

どちらが信用されるかは明らかですよね。

Web上の世界でいうと、

この「紙切れの名刺」にあたるのが無料サブドメインで、

「ちゃんとした名刺」が独自ドメイン。

月数百円の投資で、印象がガラッと変わる部分なので、

ビジネスで使うなら独自ドメインはほぼ必須だと考えています。

SEO(検索)にも影響する

SEOの細かい話はここでは省きますが、

独自ドメインにはこんなメリットがあります。

– 長く使うほど評価がたまりやすい
– サイトをリニューアルしてもURLを変えずに済む
– 被リンク(他サイトからのリンク)がサイトの資産になる

逆に無料ドメインだと、

プラン変更や仕様変更のタイミングでURLが変わるリスクもあり、

“積み上げ型の資産”としては弱くなりがちです。

結局、どのプランにすればいいの?タイプ別のおすすめ

いろいろ書きましたが、

最終的には次の表でほぼ決まります。

1. とりあえず試したい/練習したい

– 公開してもビジネス利用ではない

– SNSリンクや友達に見せる程度

– 独自ドメインやアクセス解析、左下にロゴが入っても気にならない

Free

2. 2ページ以内のシンプルサイト・名刺サイト・LP

– ポートフォリオ1P+プロフィール1P

– 簡単なサービス紹介+問い合わせ

Mini

3. 個人事業主の本格的なHP/LP

– サロン・整体・教室・コーチなど

– 検索からも来てほしい

– ちゃんとした“公式サイト”にしたい

Personal

4. 企業サイト・組織としての運用

Business / Business Plus(法人領域)

まとめ:Freeは「条件が合えばアリ」。ビジネスならMini / Personalが鉄板

最後に、要点だけもう一度整理しておきます。

– Freeは「独自ドメインなし・解析なし・STUDIOバナーOK」なら全然アリ
– ただし、ビジネス用途・信頼が重要なサイトには向かない
– Miniは“2ページ以内+独自ドメイン”というニッチだけど強いプラン
– 個人事業主で本格的にHPを使うなら、ほぼPersonal一択
– 独自ドメインは、名刺や看板以上に“信用”に効く要素
– 将来的にSEOや発信で育てるなら、早めに独自ドメインでスタートしたほうが得

もし、

– 「自分の業種・規模だとどのプランがベスト?」
– 「LPとHPを一緒にしたいけど、構成どうすれば?」
– 「Freeで始めて、どのタイミングで有料にするのがいい?」

こういうところで迷っていたら、

今の状況を教えてもらえれば “かなり現実的なライン” で一緒にプランを決めることもできます。

プラン選びは、最初にちょっと悩むだけ。

一度決まってしまえば、あとは中身づくりに集中できます。

プラン選びの他に、ホームページづくりに悩んでいる方、どんな小さいことでも構いません。遠慮なく相談してください。

あなたの事業に合った形で、続きを一緒に作ります。